みかづきナビ 加藤(以下:M): 今日はお忙しいところありがとうございます。
医療法人社団Kクリニック山王 菅理事長(以下K): いえいえ。今日はインタビューでしょ?
M:はい。宜しくお願いします。一般的に医療法人で法人保険と言われてもピンと来ない方も多いと思いまして、先生が保険を導入した理由、その目的などをお聞かせ頂ければと思っております。
K:はい、わかりました。
クリニックの経営って特殊だと思われがちですが、実は普通の会社と変わらないんですよ。一般的な中小企業だと社長がいて、その社長が営業もやって、社内の業務も見て、ってやりますよね?もちろん部門ごとに責任者はいると思いますが、最終的な決断は社長がすると思います。
M: そうですね。規模にもよりますが、やはり社長が前面に出ることが多いですよね。
K:そう。特にうちみたない病院だと僕が病院の顔だし、診察もほとんど行うので、患者さんからするとKクリニック イコール 菅だと思われるんですよ。
当然、他の先生もいらっしゃるし、看護師や事務スタッフなどが各専門分野で頑張ってくれるけど、最後は自分が全ての責任を取らないといけない。僕は医師だけど、同時に経営者でもあるから、これは仕方ないことですよね。
M:特に身体、健康に関わることですから、責任は重いですよね。
K: その通り。我々にとっては数多く診てる病気でも、患者さんにとっては初めてかかった病気で、自分を信頼して来てくれるわけですからね。やはり自分が責任をもって診察したい。大きな病院ではとりあえずは若手の先生が、なんていうのもあると思うけど、うちはそういうことはしたくないんですよ。だからいつまでたっても暇にならない(笑)
M:先生、毎日夜遅くまで働いてますもんね。。。。
K:うん。まあ医業は人助けでもあるから、役に立ててるっていう実感もあるから毎日楽しいけどね。で、ゴメン。話逸れちゃった。保険ですよね?
M:はい。
K:結局、今話したように普通の会社の社長と同じように、院長である自分が色々やってると、自分に万が一があった時にどうしよう?クリニックは大丈夫か?頼ってくれている患者さんは?スタッフは?って考えるんですよ。
それとクリニック経営は他の業種ほど景気に左右されないけど、それでも将来は何があるか分からない。法人として何かあった時のためのお金も貯めておかないといけない。
M:課題としては企業と共通している、ということですね?
K:そうですね。クリニックは完全にドクターありきだから、もしかしたら普通の会社より経営トップに依存する部分が大きいかもしれませんね。そういう観点からも自分に万が一のことがあった時の保障は大事で、「何か保険には入らないとなぁ」とは思ってたんですよ。開業以来ね。でもどうしたら良いか全くわからない。
しかもずっと忙しくてね。後回しになってました。
それで、3,4年前だよね?加藤さんに会ったのって。
M: はい。そうです。
K:友人のドクターから加藤さんを紹介してもらって、色々話を聞かせてもらったら、法人で保険に入れば保険料の半分が経費になって、しかも支払った保険料の大部分は後から戻ってくる。
ああ、これなら良いなー、と思ったのがきっかけですよ。
M:ご提案させて頂いたのは長期平準定期保険というものです。100歳までの保障があり、保険料の1/2が損金として処理できる。かつ将来的には支払った保険料以上の解約返戻金がある商品です。法人保険の王道と言いますか、本当にスタンダードな商品です。
当時、先生も診察が大忙しで、貴重なお昼ご飯の30分でご説明させて頂いたのを覚えてます。
K:そうそう。いつもお昼ごはん食べながらでしたよね。
節税に関してはそれほど利益が出てるわけでもないので、どちらでも良いかな、と思ってたんですけど、支払った保険料が貯まるっていうのは良いですよね。
クリニックの経営って、人が思ってるよりもお金かかるんですよ。
スタッフも専門職で、技術的に高水準のものを持っている人を採用しようと思ったらお給料も安くはない。それと機材ですね。うちは人間ドックもお受けしてますから色々な検査機器があるのですが、これも患者さんのために出来る限り最先端のものを用意したいと思ってます。そのためにも貯められる時には貯めておかないと。
M:機材のコストはどこの先生も頭を悩ましてますよね。
K:そうでしょうね。でも、やっぱり新しい方が性能は良いんですよね。それによって患者さんの病気を早期発見出来たり、病気の原因究明が出来るなら、そこのコストを惜しみたくないですよ。
M:なるほど。そうなると保険で積み立てたお金は将来的には設備コストとしてお使いになるということですね。
K:まだ、先の話ですがその可能性が高いですね。
M:ちなみに面と向かってお聞きするのも恥ずかしいのですが、みかづきナビをお選び頂いた理由はなんでしょうか?
K:まあ、加藤さんの人柄、と言っておきましょう(笑)ウマが合ったんだよね。
M: ありがとうございます(笑)
K:でも真面目な話。ドクターって仕事以外には無頓着な人が多いんですよ。やっぱり普段忙しいし、新しい症例や技術についても常に勉強しないといけないから時間がないんですね。本当に大げさじゃなく朝から晩まで働いてる。
そうなると、ちょっと疑問に思ったことに対し、すぐに回答をくれるプロフェッショナルって大事なんですよ。保険に関しては加藤さんに丸投げですからね。
個人の保険もお願いしてますよね?
M:はい、先生個人に万が一のことがあった場合の保険もご契約頂いてます。
K:まあ、これからも宜しくお願いしますよ。お互い自分を頼りにしてくれる人のために頑張りましょう!!
M:そうですね。これからも宜しくお願いします。今日は本当にありがとうございました。
みかづきナビです。
今日は逓増定期保険についてのお話です。
逓増定期保険というと、昔は決算対策商品の代表選手のようなものでした。
と言うのも、保険料を全額損金で処理できる
5,6年で解約返戻率が100%を超える(加入年齢によります)
という特徴があり、当時、販売する側からしても「こんなんで保険会社儲かるのかな?」と疑問に思ってしまうような商品がいっぱいありました。
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みかづきナビです。
本日は全額損金の商品についてです。
弊社の法人のお客様からよく聞かれるご質問で、本日のテーマでもありますが「全額損金の商品ってまだあるの?」というものがあります。
古くは逓増定期保険や、最近ではガン保険が法人で「保険料を全額損金」で処理できる商品の代表選手でした。
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みかづきナビです。
経営者の方は、長年経営者として頑張った分、勇退時にはしっかりと退職金を貰い、セカンドライフを充実させたいと考えていると思います。
そのためにはしっかりと退職金を積み立てておく必要があります。より効率的に退職金の準備が出来るのが、生命保険を活用した方法です。
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