保険選びのコツ:医療保険編

医療保険*を選ぶ時のコツをご説明いたします。
ケガや病気で入院したときなどに役立つ保険です。
医療保険とは
入院、手術、ガンも気になる

ケガや病気で入院した時、思わぬ出費で家計に大きな痛手を与えることになりかねません。
そんな時のために備える保険が「医療保険*」です。

医療保険*の比較・検討。実はプロでも頭を悩ますくらい難しいんです。
将来どのような病気になるか?これは誰にもわかりません。
どんな病気にも対応したい!!皆さんの共通したご要望ですが「あれもこれも」となると月々の保険料*が高額になります。
どの分野に重きを置くのか?それが大事です。

医療保険*、具体的な商品の検討をする前に、ちょっとお勉強しましょう。ほんの少しの知識を覚えておくだけで、比較検討が随分スムーズになります。

主契約と特約

医療保険*はほとんどの商品が「主契約*」(メイン)と「特約*」(オプション)に分かれます。
入院をした際に、「一日あたり5000円お受け取りになれます。」という、これが主契約*にあたります。
現在では、一日あたり5,000円や10,000円というものが多いです。
この主契約*に「特約*」というオプションを付けるのが一般的です。

医療保険

成人病特約*
成人病で入院した時に1日あたりの給付金が上乗せされる
(例:10,000円→15,000円)

ガン特約*
ガンで入院した時に1日あたりの給付金が上乗せされる
(例:10,000円→20,000円)

先進医療特約*
健康保険適用外の先進医療を受けた際に実費を負担してくれる

など、上記以外にも、各社から様々な特約*が販売されています。

特約の種類が多過ぎること、また、同じような名前の特約でも各社によって微妙に内容が異なるのが、医療保険の比較検討を難しくしています。

ガンについて!!
色々な病気の中でも別格に治療費用がかかるガン。
それゆえに、ガンだけに特化した「ガン保険*」というものも販売されています。
あくまでオプションである「ガン特約*」より、一般的にはガンに特化した「ガン保険*」の方が保障が充実しているケースが多いです。 特に心配されていらっしゃる方は平行してご検討されることをお勧め致します。

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入院の日数による保障
医療保険*には、1回の入院で何日目まで保障するのか?という選択肢などもございます。
60日タイプ

例えば、70日間入院した場合、1入院60日タイプの保険だと、オーバー分の10日分は支払いの対象になりません。
(例:1日5000円の場合 5,000円×60日=30万円)

60日タイプ

例えば、70日間入院した場合、1入院120日タイプの医療保険*であれば、120日の範囲内なので、70日分がお支払対象になります。
(例:1日5000円の場合 5,000円×70日=35万円)

手術給付金
手術をお受けになった場合の「手術給付金」についても、各社で様々な違いがあります。

各社で様々な特徴があるため、医療保険*は「条件を完全に一致させて」比較することが難しい商品と言えます。
そして、当たり前のことですが「条件が良くなれば良くなるほど保険料*は高く」なります。

条件がよくなればその分、毎月の保険料が高くなる!!ご自身のニーズと負担する保険料のバランスが大事です。

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既にある保障の整理
医療保険*の加入を検討する際には、「高額療養費制度*」について理解をすることも重要です。
公的医療保険の一種で、怪我や病気で入院をしても、一定の負担を超えた部分を全国健康保険協会、公的医療保険等がまかなってくれる制度です。

高額療養費制度をご存知ですか?

不慮の事故や病気で入院した場合、通常は社会保険や国民健康保険を使います。
その場合、通常の会社員の場合、3割負担となります。

例えば、交通事故で入院し3週間入院、手術や入院費を含め100万円かかったとします。
この場合、100万円のうちの3割、つまり30万円が自己負担となります。
突然の出費、家計に与える影響は小さくありません。
でも、この30万円も申請すれば、87,430円を超えた分30万円ー87,430円=21万2,570円はご加入されている全国健康保険協会や公的医療保険が負担してくれます。

(注:個室料金や特別な食事など、保険が適用されない費用に関しては本制度 の適用外です。)

このような制度を理解しておけば、必要以上に医療保険*にご加入しなくても良いかもしれません。

70歳未満の方の計算方法

所得区分 1ヶ月の負担の上限額
区分ア
月収81万円以上
252,600円+(医療費-842,000円)× 1%
区部イ
月収51.5万円以上~81万円未満
167,400円+(医療費-558,000円)× 1%
区分ウ
月収27万円以上~51.5万円未満
80,100円+(医療費-267,000円)× 1%
区分エ
月収27万円未満
57,600円
区分オ
住民税非課税の方
35,400円

上記の例
80,100円+(1,000,000円-267,000円)×1%=87,430円
87,430円を超えた自己負担分は全国健康保険協会、公的医療保険が支給してくれます。

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商品選びのポイント
選択肢が多く、商品選びにとても迷ってしまう医療保険*。どんなポイントで検討をすれば良いのでしょうか?
奥様の収入は850万円未満か?
複数社の見積もりをとる
3,4社程度で結構です。代理店等で、見積もりを出してもらいましょう。
「雑誌のランキング」や「実際に入っている方の口コミ」などを参考にしても良いでしょう。
口コミ情報 ランキング
奥様の収入は850万円未満か?
条件を同じにする
複数社から見積もりをとる際、主契約*の条件を同じにしましょう。
A社は1日5,000円、B社は1日10,000円。これでは保険料*が違って当たり前です。
比較も難しいので、主契約*の条件は、ある程度そろえましょう
奥様の収入は850万円未満か?
メリット・デメリットを理解する
各社のプランをしっかり説明してもらい、メリット・デメリットを理解した上で加入プランを決める

医療保険はプロでも比較検討が難しい商品です。みかづき保険では、医療保険分野に強いファイナンシャルプランナーを派遣致します。

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