全額損金の商品ってまだあるの?


※法人向け全額損金商品は2019年4月以降に商品や税制が大きく見直されることが予
定されています。本記事は2014年3月当時の事情を述べたもので、現在の状況を説
明したものではありません。最新の動向は各保険会社にお問い合わせ下さい。

みかづきナビです。

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本日は全額損金の商品についてです。

弊社の法人のお客様からよく聞かれるご質問で、本日のテーマでもありますが

「全額損金の商品ってまだあるの?」

というものがあります。

古くは逓増定期保険や、最近ではガン保険が法人で「保険料を全額損金」で処理できる商品の代表選手でした。

しかし、これらは税制の改正で全額損金から1/2損金などに変わっています。

法人の経営者からすれば、「どうせ保険に入るなら全額損金が良い」というのは至極当たり前の要求だと思います。

この2,3年はなかなか良い商品がなかったのですが、最近、「全額損金処理が可能」という商品が随分増えてきました。

従来からある定期保険に介護をつけたものや、三大疾病になった際に一時金をお支払いするものなど、なかなか面白い商品が多いです。

保険会社も商売ですから、このあたりは商品開発に余念がないのでしょう。

これらの商品を導入する時の注意点をいくつか挙げます。

まず、全額損金の商品は解約時には解約金がまるまる雑収入となります。何も対策を取らなければただの税の繰り延べにしかなりません。

従いまして、今後の設備投資や売上の見込み、役員給与などを総合的に考える必要があります。

また、これらのスキームを経営者、そして担当の税理士さんとしっかりコンセンサスを取っておく必要があります。

特に税理士さんへの説明は決算時や税務調査時などに重要です。

みかづきナビでは、法人様向けのコンサルティングサービスでは、必ず経営者、税務担当者、税理士さんと連携して実施します。

必要に応じて、所轄の税務署への事前に確認も行っております。

ご興味ございましたらいつでもご連絡お待ちしております。

みかづきナビではチャットや電話、メールにて19時までご相談をお待ちしております。

下記、法人保険に関連する記事です。宜しければご一読頂ければ幸いです。

全額損金処理が可能な保険について

法人における全額損金商品のメリット

税金は法人から個人へ

社長の保険



 

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3月 15th, 2014 by