医療保険の検討って難しい。。。。その1


みかづきナビです。

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本日は医療保険のお話です。

これから医療保険を検討される方は必読です。

これだけ読んで頂ければ、比較検討がかなり楽になります。

まず、医療保険は、主契約(メイン)と特約(オプション)に別れている。ということをご理解下さい。



図2

主契約の内容は非常にシンプルです。

「入院1日あたり、いくら受け取れるか?」

というだけです。

この入院というのは理由は問いません。怪我でも病気でも、「入院した」という事実に対して支払われます。

この比較は、まだ簡単です。

ご自身の年齢で数社見積もりを取れば比較できます。

その際には「条件を合わせる」ということに気をつけて下さい。

具体的には下記の項目です。

・入院日額(前述の通り、1日あたりいくらか?)

・入院の限度日数(1回の入院で60日まで保障するのか?120日まで保障するのか?)

・手術した時に受け取れる金額はいくらか?(一律でいくら、というところと手術の種類に応じていくら、というところがあります。)

この3つの項目を合わせて、見積もりを取れば比較できます。

とは言え、どこの保険ショップに行っても、だいたい出てくる保険会社は一緒で、アフラック、オリックス生命あたりが最安値ではないでしょうか?#年齢によっても違いますが。。。。

ネット生保も安いですが、年齢によっては他にも安いところがあります。

このへんはプロに聞いた方が早いでしょう。



次に特約。オプションです。

図3

これが医療保険の検討を難しくしています。

まずは特約の種類を見てみましょう。

一般的なのは成人病や女性疾病、そしてガンに関わるものです。

成人病に関して、現在は「三大疾病」という名前を用いる会社が多いです。

余談ですが、「疾病」というのは病気のことです。この業界特有の言い回しですが、個人的には「三大病」で良いじゃない。と思うのですが、「疾病」というのが正確な表現のようです。

三大疾病とは、「ガン」、「心疾患(心筋梗塞など)」、「脳疾患(脳溢血、脳梗塞など)」の3つを表します。

先ほどの主契約の場合は、「入院した理由は問わず」1日あたりいくら(例えば5000円)受取れますが、この特約の場合は、3大疾病でないと受け取れません。

入院した原因が重要、ということです。これは特約全てに当てはまります。

例えば、心筋梗塞で入院した時に、主契約にプラスして何かしらの保障が追加されます。

この「何かしらの保障」が会社によって違います。

一番シンプルなのは、1日あたりに受け取れる金額が増える。というものです。

主契約だけなら1日あたり5,000円なのが、三大疾病特約に入っていると1日あたり10,000円になります。

これは結構昔からある特約です。

最近、多いのは「三大疾病の際には入院日数の制限がなくなる」というものです。

このへんから難しくなってきます。

先ほど主契約で「1回の入院日数の限度」というお話をしました。

1回の入院で60日まで保障します。120日まで保障します。ということです。

これが三大疾病の時には「無制限」になる、ということです。

一般的に三大疾病の時には入院日数が長くなる傾向があります。特に脳系の病気では顕著です。その長期入院に備えて「入院日数が無制限」になります。

このように、同じような「三大疾病特約」という名前でも、会社によって内容が異なります。内容が違うので特約をつけるための保険料も異なります。

これが比較を難しくしています。



図4

・医療保険は主契約(メイン)と特約(オプション)に分かれる

・同じような名前の特約でも各社内容が異なる

・三大疾病特約は、入院1日あたりに受け取れるお金が増えるタイプと、入院日数が無制限になるタイプがある。

次回はガンに関する特約についてご説明致します。

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3月 4th, 2014 by